2014年07月26日

【知ってる?】諏訪公園には、巨大な地下がある!?

この諏訪公園の地下には、とても大きな「雨水調整池」があります。これは、この付近でたびたび洪水が起こり、その水がなかなかひかなかったことから整備されました。平成5年にできたこの「諏訪公園雨水調整池」は、長さ48m、幅33.6m、深さは深いところで23mもあり、20,400㎥の雨水を貯めることができるのです。

断面図

諏訪公園の芝生の一部からはこの地下がのぞけるようになっています(通気口)。また、公衆トイレの2階(ステンドグラスがはまっているところ)が、この調整池のポンプ場になっています。

諏訪公園

【お知らせ】
皆様に親しまれている噴水は、この雨水調整池を整備した時に、市民のみなさまの意見によってつくられたものです。
噴水の水は、循環し再利用しているため、きれいではありません。また夏になると水路に藻がでてすべりやすくなりますので、入らないことを強くお勧めします。
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2014年06月15日

【知ってる?】すわ公園交流館の「2588」

すわ公園交交流館
お気づきでしょうか、この建物の上の方にある「2588」の数字。
これは、この建物が建てられた(起工された)年です。
真ん中の上の方に「2588」が2588
といっても元号は、「皇紀2588年」。
神武天皇即位の年(紀元前660年)から数えて2588年だとのこと。
これは、昭和3年のことです。昭和3年起工、昭和4年に完成。
この建物は、四日市の有力者、熊澤一衛氏が、図書館として本と一緒に寄贈した建物です。
建設費用は当時の40,000円。今でいう30,000,000円以上だとのこと。


ちなみに、実はもう一つ、皇紀の年号が書かれたものがあります。
この建物の横にある「愛」の石碑。
愛が生まれる!?
この「愛」の文字は昭和53年に再建されたものですが、その台座には「皇紀2600年記念」の文字が。
ってことは、昭和15年に建てられた台座のようです。
皇紀の文字が
ちなみに、この「愛」の石碑は、最近ではカップルのパワースポットとしても言われているようですよ。


この建物、すわ公園交流館は、国指定の有形登録文化財です。
ぜひ歴史を感じに、諏訪公園に寄ってみてくださいね。
有形登録文化財

実は、「2588」の他にも興味深い”絵”が、この建物には付いていますよ〜!
ぜひ探してみてくださいね。ヒントは、「お月さま」♪
posted by すわ公園交流館スタッフ at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 知ってる?